白鳥の拝殿踊り


国選択無形民俗文化財    白鳥拝殿踊り保存会


郡上市白鳥町は、岐阜県を流れる長良川の源流域に位置し、美濃馬場、白山中宮長滝
寺(現白山神社・長滝寺)を中心に、白山信仰とともに栄えてきた町です。そして、白鳥の
拝殿踊りは江戸時代の中頃から現在の白鳥町各地域において、お盆の時期に神社の境
内で踊られていたもので、今は、白鳥神社・野添貴船神社・前谷白山神社などに残るのみ
となっています。夕刻、神社の拝殿には大きな切子灯籠が吊るされ、その明かりの下で踊
る素朴な踊りで白山の自然の恵みと信仰文化に培われた盆踊りです。
             


無形民俗文化財に選択された8曲

①  8種類の踊りの中で最も古く、この地区の盆踊りの底流といわれる【場所踊り】 
②  作業歌の【ドッコイサ(神代)】 
③  軽快で早いテンポの【エッサッサ(世栄) 】 
④  花づくし数え歌や江戸時代の宝暦一揆を歌いこんだ【ヨイサッサ(老坂) 】 
⑤  作業唄の【猫の子】 
⑥  白鳥地区のお寺名を歌い込んだ数え歌風の速いテンポの【シッチョイ 】 
⑦  労働奉仕や作業の時に歌われたという【ヤッサカ(八ッ坂) 】 
⑧  お座敷歌であったと思われる【源助さん】 

他にも【さのさ】【よいとそりゃ】など数曲の演目が伝承されています。                  
白鳥の拝殿踊りは、7月9日長滝白山神社、8月16日前谷白山神社、8月17日白鳥神社、8月20日
野添貴船神社で踊り子の下駄で床を鳴らす音と音頭を取り合う幽玄で素朴な踊りとして伝承され
ています。                                                     

拝殿踊りの曲目


       
 長滝白山神社 前谷白山神社  白鳥神社  野添貴船神社